家族葬 戒名なし

主人のお姉さんを家族葬で送りました

今年の2月に主人の姉が亡くなりました。

 

年齢も まだ若く あまりにも突然のことだったので 当然 私たち身内にも心構えが無く 的確に動いてくれた主人に感謝しています。

 

姉は数年前に離婚しており 現在は独り暮らし。大学生になる一人息子は関東で学生生活を送っていました。

 

自宅で亡くなってた姉は会社を無断欠勤していたことで一人息子に連絡が入り その後 姑と弟である主人に連絡が入って 主人が立ち会いのもと発覚という まるでドラマのような話。

 

自宅で亡くなったことから 形式上 いったん病院に搬送され検死。

 

その後の手配は 本当に目まぐるしいもので 4時間後に姉の遺体はセレモニーハウスの1部屋に安置されていました。

 

姉の遺体を囲み途方にくれ それぞれがそれぞれの想いでいっぱいになっていた時 やはり現実に戻らなければなりません。

 

今後の予定と費用の説明。葬儀屋の人が来て30分程度 話したでしょうか。

 

主に主人と姑が聞いていたので 内訳までは覚えていませんが『安置場所料』『ドライアイス料』『お棺料』『火葬費用』合わせて20万を少し超える金額だったのは間違いありません。

 

「お坊さんにはきてもらうのか」

 

「戒名はつけるのか」

 

など 他にも話はあがりましたが もともと宗教的にこだわりが無かった我が家族は まずは それらを付けることによっての金額を確認し 上記の2点を付けることで 費用が30万程度アップするということをふまえて外すことに決め 戒名はつけず本名で送ってあげることにしました。

 

『送り出す側の気持ちの問題なのではないかという家族の意見の一致』と相談をした葬儀屋の人の『最近では このような身内での家族葬が増えている』『残された家族の気持ちの形』という言葉を参考に決めたことでした。

 

そういった意味では 偏った考えを持っていなかった葬儀屋の係の人には大変 感謝しています。

 

『亡くなったからこそ華やかに最期を飾り送り出してあげたい』と考え お金をかける人たちも多いかと思いますが 主人をはじめ私たち家族は 姉が遺したお金を少しでも多く一人息子である甥っ子に渡してあげたいという気持ちを尊重しました。

 

翌日 姉の遺体も私たち家族5人と甥っ子 そして生前 姉と交流の深かった2人の友人 8人で見送り 数時間 姉の想い出話をして過ごしました。

 

一般的な葬儀も行わなかったため 香典は その後 電話連絡や新聞で姉の死を知った人たちからはいただきましたが 私たちは その香典は そのまま甥っ子に「頂いた人の住所と名前 金額を書き写し お礼の葉書を出すこと」と伝え 手渡すことにしました。

 

24歳の甥っ子にとっては かなり辛いものになったとは思いますが そうすることが姉にとってもよかったのではないかという判断でした。

 

生前も一人息子の将来を ずいぶんと心配していた姉だったからです。

 

『冠婚葬祭』に関して きっちりしている方たちにとっては 全く非常識なことかと非難されるかもしれませんが 私たち家族は このような形で姉を送り出したことに満足しています。